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ボックス席の問題
昨今の通勤列車から減りつつあるボックス席は一部有料の列車以外とても狭い。
欧米人はもとより日本人の体格にすら合わない事を理解し、その使用時には特別な注意が必要である。
基本的に電車通勤士はボックス席の利用を控えること。ボックス席は通勤列車に紛れ込んだ旅客者用だと心得たい。
いわば家族風呂のようなもので、他人同士が収まるのは通勤にストレスを感じる原因となってしまう。
4人がけボックス席が2席以上埋まるような状況は通勤に適さない。
ボックス席に座るデメリットは
- 座りづらい1
大抵のJR線ボックス席は背もたれが垂直になっており、人間のことを考えていない。
休むつもりで座り、余計に疲れてしまう場合も多い。
私鉄線では「座席」と呼ぶに相応しいシートのボックス席もある。
- 座りづらい2
席に座った場合、相対する乗客と膝が重なってしまう。
腰をシートにぴったり付くまで引いても難しい場合がある。
膝位置の譲り合いが出来ずにいると膝による小競り合いから喧嘩へ発展してしまう。
- 入りづらい、出づらい
既に3席埋まり一番奥の窓際が空いた場合、手前二人の膝をよけて貰い、奥の自分とペアになる人に遠慮しながら膝位置を決める。
降りる際、窓際からは通路側二人の膝をよけて貰わなくてはならない。また、その二人が就寝中である場合声を掛けて起こさなくてはならない。
降りる際、座った人の隙間を移動することは電車が完全に止まっていても不自由を感じる。完全に止まってからアクションを起こすと降り損なう事故も発生しやすい。
このようにボックス席は通勤に過大なストレスを発生させてしまう。
徐々に席が空いてくる下り方面の列車ではボックス席で相対する乗客も無く快適に座れる場合もある。
もしボックス席に座ってしまった場合の注意点
- 着席時、離席時にしっかりと声を出す
「失礼します」とはっきりとした発声で就寝客を起こし、またちょっと絡みづらいなという雰囲気を醸し出す。
- 膝位置の優先順位を理解する(右図参照)
まず窓側に座った人①は片方の足を壁にぴったり付ける。そこを基準点とする。
向かい側に人が座るまで寝てはいけない。むしろ出迎えるぐらいの気持ちで居ること。
①の向かい側に座る場合、②のように膝を交互に組み合わせる。①の基準点である壁側に自分も同じように足を添えようとすると膝喧嘩が始まってしまう。
③は女性である。女性は足を開いてはいけない。向かい側の④が両足を開いている場合、その間に図のように膝位置を決める。④の足の開きが足りない場合、膝を閉じたまま通路側か窓側に避ける。
④の状況になった男性は、絶対③の足と自分の足を触れあわせてはならない。但し③の女性が自然に足を緩めてしまった場合は不可抗力として許される。
- ボックス席でおこなってはいけない事
足をシートに上げる
靴下を脱ぐ
ゴミをシート下に捨てる
鼻くそ収集等、恥ずかしいメンテナンス
(大抵どこからか反射してみられている)
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